環境・CSR佐川急便は15日、物流業界で初めてカーボン・ニュートラル認証を取得したと発表した。
環境省のカーボン・ニュートラル認証試行事業に採択された、同社の東京駅八重洲口サービスセンター、四条高倉サービスセンター、博多駅前1丁目サービスセンターの3か所のサービスセンターで認証取得に向けて取り組んだ結果、3月20日付で認証を取得したもの。
これらのセンターでは温室効果ガス(CO2)排出量を算出し、主体的にCO2を削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量については、佐川林業が創出したオフセット・クレジット(J-VER)でオフセット(埋め合わせ)することで、カーボン・ニュートラルを実現した。
今後は、カーボン・ニュートラル事業をさらに進めるため、祇園佐川急便(京都府)、TOKYO SERVICE CENTER(東京駅日本橋口)などの事業所でも温室効果ガス(CO2)排出ゼロに向けた取り組みを積極化する。