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日本レップ、日通向け物流施設を開発

2011年2月16日 (水)

ロジスティクス茨城県守谷市に開発する日通向け物流施設のイメージ図日本レップは16日、茨城県守谷市で物流施設「J-REPロジステーション守谷」に着工すると発表した。日本通運がテナントとして入居し、12月の竣工後は日通の東京ドキュメントサービスセンターとして利用される。1万5586平方メートルの既存倉庫の改築と、1万7600平方メートルの新施設の開発を行う。

 

J-REPロジステーション守谷は、常磐自動車道を通じて東京、埼玉、千葉、茨城などの近隣主要エリアへのアクセスが良好で、関東圏の顧客に対して同日・翌日配送が可能となる。

 

延べ3万3000平方メートルのBTS型高機能物流施設で、4階建鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造の2棟の建物で構成されている。貨物を効率よく保管するための階高、床荷重設計を施し、倉庫の一部にはセキュリティー性の高い特殊保管物に対応するゾーンも設けている。高性能なセキュリティーを確保するため敷地外周部にセキュリティーフェンスも設置する。

 

日本レップのポール・マクギャリーCEOは「この開発案件を実現させることができるのは、マッコーリーとグッドマン、アブダビ・インベストメント・カウンシルが設立した特別目的会社(アブダビ政府系ファンド)からのエクイティ調達と社内の卓越したスキルと経験による。現在複数の新規開発プロジェクトを検討中であり、本案件を手始めに、新たな開発着工のニュースを発表できるものと期待している」とコメントしている。