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導入しやすさと低価格が特徴

甲西陸運、電動フォークを非常用電源化する装置開発

2014年4月18日 (金)

環境・CSR甲西陸運、電動フォークを非常用電源化する装置開発甲西陸運(滋賀県湖南市)は18日、バッテリー型フォークリフトを非常時の電源として使用することができるようにするDC-AC切替装置「KEEPs」(キープス)を開発したと発表した。

導入価格は26.5万円でメンテナンスフリーのこの装置は、設置場所を選ばず非常時の照明・TV・電話・PCやサーバーなどの電源装置として使用できるもので、出力は最大3キロワットとなっており、3時間半から4時間程度続けて使用できる。

バッテリー式フォークリフトの台数に比例して供給可能な電力時間を延ばすことができ、フォークリフトを2台同時に接続することでバッテリーが消耗したフォークリフトとつなぎ替える際にも電源を落とすことなく使用できる。既設分電盤の近くのフォークリフトが接車できる場所に切替装置を設置して利用する。

同社では、「災害時にリスクを最低限に抑えるための仕組みとして非常用電源装置や蓄電池システムの導入が検討されているものの、高額で設置場所の問題もあり、なかなか普及が進んでいない」ことから、全国に80万台普及しているバッテリー型フォークリフトに着目し、現実的なリスク対応策として開発した。

■問合せ先
KOHDEN(甲西陸運グループ)
企画開発本部
滋賀県湖南市平松北1丁目61
TEL:0748-71-3033