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売上高は増加見込み

日立物流、特損44億円計上、通期利益下方修正

2014年5月2日 (金)

ロジスティクス日立物流は2日、前3月期決算で特別損失44億円を計上すると発表した。これに伴い、通期最終利益予想を115億円から61億円下方修正し、54億円とした。

特別損失は、国内子会社再編などの「事業構造改革費用」として11億円、海外関係会社の株式評価損や関係会社出資金評価損の計上に伴う「のれん償却額」として23億円、子会社の収益計画見直しに伴う「のれん減損損失」として10億円をそれぞれ計上するもの。

国内自動車関連貨物の稼働率・作業効率が厳しい状況で推移したほか、北米地域で冬季悪天候の影響、アジア地域で輸出入関連貨物の物量減などが影響し、営業利益・経常利益ともに前回予想を下回る見込み。

売上高は、新たに連結化した会社の増収効果や円安の影響、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要増などで予想を上回る見込み。