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政投銀、日新に「健康経営格付」融資

2014年5月8日 (木)

産業・一般日本政策投資銀行(DBJ)は8日、日新に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施した、と発表した。

DBJ健康格付は、従業員の健康配慮への取り組みの優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定する「健康経営格付」の専門手法を導入した、世界初の融資メニュー。

日新は事業所で事業特性を踏まえた定量的なリスクアセスメントを実施するなど、現場レベルの安全衛生会議を基本単位として安全衛生活動に取り組み、中央安全衛生会議がこれらを統括、安全環境管理部が各部や事業所を監査する体制を構築している。

また、企業健保と連携して自社従業員の定期健康診断受診を促進することで受診率100%を継続すると同時に、このデータを毎年、産業医の専門的な見地による時系列分析などを行っており、政投銀ではこれらによって自社の状況や特性の把握に努めている点を評価した。

さらに、年間残業時間の見える化を通じた長時間労働対象者の抽出結果を元に、関係部門が共同して従業員の就労負担軽減と労働時間の削減を図る仕組みを導入するなど、工夫を凝らして長時間労働対策に取り組んでいることも評価の対象となった。