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夏場の最盛期需要に対応

日本コーンスターチ、ローリー車10台を自己所有

2014年5月9日 (金)

フード日本コーンスターチ(東京都港区)は8日、最需要期の顧客の突発的な要望に対応するため、8月末までに3億円をかけて液糖用タンクローリー車10台を自社保有する、と発表した。

清涼飲料水などに多く使われている異性化糖などの甘味料は、夏場が出荷のピークとなっており、猛暑日などにはオーダーが集中するため、急な納期変更時の製品配送が課題となっていた。

そこで同社は3億円を投じ、液糖用タンクローリー車10台を自社保有することで、夏場の最盛期でも顧客からの注文にすべて対応できる体制を整えた。

また、さらに2億円をかけて出荷場ライン、出荷タンクの増設も行うことにしており、タンクローリー車に製品を積み込むスピードを向上させるとともに、最盛期の出荷を円滑に行えるようにする。同社では「緊急時などでも、自社ローリー車で必ず顧客へ製品を責任持って届けるよう努める」としている。