生田梱包、冷凍車両にミシュランX1を装着

ロジスティクス日本ミシュランタイヤ（東京都新宿区）は4日、生田梱包（埼玉県入間市）が新たに導入した冷凍車両にトラック・バス用ワイドシングルタイヤ「ミシュランX1」を装着したと発表した。

X1は、ワイドシングルタイヤの中でも駆動軸装着が可能で、1軸あたり10トンもの荷重能力を持つワイドシングルタイヤで、トラックに装着されている2本（ダブルタイヤ）のタイヤを1本にするというコンセプトで開発された。

軽量化されたタイヤ・ホイールユニットが発進・加速時の慣性力を低減すると同時に、発熱源の1つとされるサイドウォールの数がダブルタイヤの4か所からワイドシングルタイヤの2か所に減ることで、回転中のタイヤの発熱によって増加する転がり抵抗を削減する。

生田梱包は、新たに導入した冷凍車両の後輪2軸にX1を装着したことで、従来のダブルタイヤに比べて1車軸あたり160キロの軽量化を実現。車両重量を320キロ軽減した。装着タイヤは「ミシュランXDN2」で、タイヤサイズは455/55R22.5（166L）。