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大阪府都市開発を7月1日付で子会社化

南海電鉄、東大阪・茨木市で物流拠点運営に参入

2014年6月11日 (水)

M&A南海電気鉄道は7月1日付で、大阪府都市開発の全株式を750億円で取得し、子会社化する。大阪府や大阪ガスなど大阪府都市開発の株主と5月15日に株式譲渡契約を結んでいたが、6日に府議会の議決が得られたことから、実現がほぼ確定した。

大阪府都市開発を子会社化することにより、南海電鉄は主力事業での相乗効果を見込むほか、東大阪市の「東大阪流通センター」と茨木市の「北大阪流通センター」といった物流インフラ運営が事業ポートフォリオに加わる。

両流通センターに対しては、トラックターミナル機能を維持しつつネット通販の隆盛など物流業界の変化に柔軟に対応していくため、総合不動産デベロッパーとして培ってきたノウハウを活用し、施設の高度化・近代化に長期的な視点で取り組むとしている。