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兵庫県内4港の港湾荷役実績、13年度は微増

2014年6月12日 (木)

ロジスティクス神戸運輸監理部は12日、神戸港など管内4港の2013年度港湾荷役実績を公表した。神戸港、尼崎西宮芦屋港、姫路港、東播磨港で港湾運送事業者から提出のあった13年度の船舶積み卸し実績をまとめたもの。

3月末時点の事業者数は、一般港湾運送事業者71社、港湾荷役事業者103社、はしけ運送事業者18社、いかだ運送事業者1社(店社数147社)で、船舶積み卸し実績の合計は前年度比1.1%増の1億3654万4000トンとなった。

神戸港の総取扱貨物量は8681万3000トン(0.5%減)。このうち外貿貨物は輸出合わせて7444万トンとなり、全体の85.7%を占めた。内貿貨物は1237万3000トンで14.3%。

コンテナ貨物は実入りと空を合わせて6672万7000トンで全体の76.9%を占めた。個数ベースでは208万7000TEUとなり、このうち輸出が103万8000TEU、輸入が90万3000TEUとなった。

尼崎西宮芦屋港は総取扱貨物量が291万6000トンで4.2%増加。内貿貨物が272万3000トンと同港の93.4%を占めた。扱う品目も鉄鋼が128万トンで43.9%、自動車が119万7000トンで41%となり、上位2品目で85%を占めている。

姫路港は総取扱貨物量1193万4000トン(9.7%増)。外貿貨物の比率が32.5%、内貿貨物が67.5%で、品目別では鉄鋼が54.3%と過半を占めている。石炭、金属くずを合わせた上位3品目で86%を占める。東播磨港は総取扱貨物量3488万1000トン(2.1%増)。外貿が63.3%、内貿が36.7%を占めた。