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投資総額41億円

フジ・コーポ、宮城県で物流倉庫2棟を取得

2014年6月17日 (火)

拠点・施設東日本でタイヤ専売店を展開するフジ・コーポレーションは17日、宮城県富谷町に新たな物流倉庫2棟を新設すると発表した。投資額は2棟の土地と建物合わせて41億9100万円。

同社は店舗数の増加や震災後の復興需要に対応するため、本社機能と物流拠点の強化を目的として2012年9月に物流倉庫と本社機能を移転したが、震災復興需要が一段落を迎えながらも新物流倉庫が順調に稼動し、保管能力と出荷能力が上がったことで「予想を上回る受注」が続いていた。

そこで、現在のロジスティクス以上の保管能力、出荷能力を備えた倉庫を新設し、さらなる出荷量を達成するため、新倉庫2棟を取得することにしたもの。

同社が取得するのは富谷町で開発中の施設(取得額14億9100万円)と同町で設計段階にある施設(同27億円)の2棟。取得先は大和ハウスと小田急電鉄グループの合弁会社「大和小田急建設」で、11月に土地の取得契約を結び、15年8月の竣工を目指す。

現在、3000坪の平置き倉庫と自動倉庫の容積が、新設後は平置き倉庫7000坪と自動倉庫2基へ2倍以上に拡大することから、これまでの倉庫では面積の都合で難しかった国内外からの季節商品の先取り購入や、繁忙期の商品受入保管態勢の改善、新規出店による店舗発送の増加などに対応できるようになる。また、「今後拡大を目指している業者販売の出荷業務拡大にも寄与できる」としている。