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「倉庫に眠った農機具」のマッチングサイトがオープン

2014年6月19日 (木)

ECアグリステージ(三重県明和町)は19日、全国の農家・農機具店が参加できる農機具レンタルマッチングサイト「ランチボックス」をオープンした。全国の農機具店や農家が倉庫で眠っている農機具を登録し、使用したい農家が申込むことで、農機具のシェアリングを実現する仕組み。

同社によると、コンバイン、トラクターなど農機具の多くは、一年に数回しか使用されず、購入費用や保管場所の確保、メンテナンスが負担となっている。そこで、同社が開設したマッチングサイト「ランチボックス」では、貸し手の農家と自由に価格交渉ができるようにし、金銭的な負担が少ない状態で農機具を借りられる方式を採用した。サイト内で検索して、条件に合う農機具が見つからない場合はリクエストを出すことも可能。

農機具の出品手数料は無料で、借り手が付いてレンタルの申し込みが成立した場合にのみ、レンタル金額の18%をシステム利用料として支払う方式になっている。同社は「シェアリング・サービスを活用することで、自分が乗らない・使わない期間は、農機具を貸し出し、新たな収入を得ることができる」と説明している。

■ランチボックスのURL
http://www.agristage.jp/