サービス・商品フェデックス(米国)は14日、アジア太平洋地域(APAC)で国際輸送に必要な通関書類作成を支援するAI(人工知能)搭載ツール「Customs AI」と「HTSコード検索機能」を導入したと発表した。いずれも同社のオンライン出荷管理システム「FedEx Ship Manager」に統合し、輸出入時の書類不備や通関遅延のリスク低減を狙う。
HTS(Harmonized Tariff Schedule)コード検索機能は、米国向け輸送での適切なHSコードの選定を支援するもの。貨物の品目説明を入力すると、システムが信頼度スコア付きで該当するコード候補を提示し、輸入申告の精度向上や関税計算の適正化に寄与する。
Customs AIは生成AIを活用したチャットボットで、利用者の入力内容に応じて必要情報をリアルタイムで確認し、適切なHTSコードを提示。コードはワンクリックで書類に反映でき、公式関税表へのリンクも併記されるため、透明性の確保とコンプライアンス順守を同時に実現する。
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