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AMB、アリアンツと4.7億ユーロのJV形成

2011年3月8日 (火)

拠点・施設AMBプロパティジャパンは8日、親会社のAMBプロパティコーポレーションが、アリアンツ・リアル・エステートとジョイント・ベンチャーを形成したと発表した。

 

このファンドはルクセンブルグの匿名の投資組合として組成されたもので、ユーロ圏の主要な港、空港、物流マーケット内に立地し、世界貿易に結び付く物流不動産を取得、所有、運営する投資戦略を掲げる。

 

アリアンツ・リアル・エステートは当初、同ジョイント・ベンチャーに4億ユーロを出資する計画で、AMBは15%を共同出資するため、ジョイント・ベンチャーの総資本は4億7000万ユーロ(6億4800万米ドル)となる。AMBは昨年12月末時点で、開発中のものを含め、ヨーロッパで約140万平方メートルの施設を所有している。

 

アリアンツ・リアル・エステートのオリビエ・ピアニCEOのコメント
「自らは十分な専門的知識を持っていない地域や分野には間接的に投資するのが、アリアンツ・リアル・エステートの戦略だ。そうした専門知識を持つAMBのようなパートナーとともに、ジョイント・ベンチャー形成するが、これまでに当社が形成した中では最大規模であり、また、物流分野への参入としても最大のものとなる」

 

ハミッド・R・モガダムAMBプロパティコーポレーション会長兼CEOのコメント
「新ベンチャーを生かして、ユーロ圏全体のグローバル・サプライチェーンにとって重要なマーケットで、資本を投下する機会を追求していく」