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TLロジコム、二子玉川ライズの館内物流を開始

2011年3月10日 (木)

話題南東からみた二子玉川ライズSBSグループのティーエルロジコムは9日、東急電鉄などが3月17日にグランドオープンする二子玉川ライズ(東京都世田谷区)で、ショッピングセンター、オフィス棟向け宅配荷物の集配代行、搬出入管理業務などを行う館内物流を開始すると発表した。

 

二子玉川ライズは、東急田園都市線・大井町線二子玉川駅に隣接した大規模複合施設で延べ床面積は約12万平方メートル。同社は二子玉川ライズ営業所を館内に開設、広い施設内をカバーするためメインとサブの物流センターを2か所に設けて20人体制で運営に当たる。

 

業務は、複数の建物に分散する約200の店舗や入居企業向け宅配荷物の集配代行のほか、搬出入業者の施設内入場・入館許可、テナントの入退居作業申請受付などの搬出入管理業務も行う。1日当たり300-400台の搬出入車両を見込んでいる。

 

搬出入は店舗やオフィスの場所を意識することなく、同社が運営する館内物流の施設内共同集配ネットワークによってワンストップで短時間に完了する。集配効率向上のほか、周辺道路渋滞緩和、CO2削減、セキュリティ確保などに大きな効果が期待できるという。

 

二子玉川ライズの館内物流は、同社にとって渋谷マークシティ、大崎ThinkParkタワー、参議院新議員会館に続き4件目、荷物量では最大規模となる。同社はこれからもビル所有者、入居者、物流事業者、地域環境などに貢献できる館内物流の拡大に取り組む。