ロジスティクスSBSホールディングス傘下のティーエルロジコム(東京都墨田区)は5日、東京・中野駅北口にオープンした大規模複合施設「中野セントラルパーク・サウス」で館内物流業務を開始した。オフィス・店舗向け宅配荷物の集配代行や搬出入管理業務を担う。
中野セントラルパークは、JR中野駅周辺の再開発に伴い、東京建物などが防災と環境配慮をコンセプトに掲げて開発した大規模複合施設。
ティーエルロジコムが館内物流を行うサウス(南棟)は、地上22階・基準階(3-21階)の専有面積5000平方メートル程度となる国内最大級の高層オフィスで、キリングループ各社の本社などが入居する。
ティーエルロジコムはこれまで、大崎シンクパーク、二子玉川ライズ、参議院新議員会館などで館内物流を受託しており、これらのノウハウを生かして中野セントラルパーク・サウスの館内物流業務を行う。
店舗や入居企業向けの搬出入業務を行うため、地下1階に館内物流センターを設置し、ワンストップ・短時間で搬出入できる体制を整えた。
これにより、同社は交通渋滞の解消、積み下ろし時間の短縮を図り、エレベーター使用を抑制することで、CO2削減にも配慮する。テナント企業の入居が本格化する来年3月以降は10人体制で運営する。
■詳細は下記URLを参照。
http://www.tl-logicom.co.jp/physical/internal/tasukaru/tasukaru-case7.html