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ミニストップとセンコー、カザフスタンのコンビニ撤退

2014年6月23日 (月)

国際ミニストップは23日、センコー、RTS社(カザフスタン)と3社で設立したカザフスタンの合弁会社「RTSミニストップ」を通じて展開していた、同国でのミニストップ事業を終了すると発表した。

これに伴い、ミニストップは39%を保有するRTSミニストップ社の全持分を売却、カザフスタン事業から撤退する。

同社は2012年3月に合弁会社を設立し、同年6月に合弁会社とエリアフランチャイズ契約を締結、13年1月にアルマティへ1号店を出店した。5月末時点で店舗数は7店。

この間、同国でカザフスタンテンゲの切り下げなど外部環境が変化するとともに、合弁相手のRTS社が本業へ経営資源を集中するとの意向を受け、今後のRTSミニストップ社のあり方について協議を進めていた。

協議の結果、ミニストップは海外事業を再編し、イオングループのアジアシフトと主軸をあわせることで国内外でのミニストップ事業の成長戦略を加速させ、企業価値を高めることが最善と結論。保有する合弁会社の全株式を売却するとともに、カザフスタン事業からの撤退を決定した。

ミニストップの動きに合わせて、センコーも10%を保有するRTSミニストップ社の株式売却に同意した。エリアフランチャイズ契約は7月21日に終了し、ミニストップとセンコーは7月末に株式を引渡す。