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ミニストップとセンコー、カザフスタンでコンビニ共同展開

2012年3月14日 (水)

話題ミニストップ(千葉市美浜区)とセンコー(大阪市北区)は14日、カザフスタンの財閥系企業と合弁会社を設立し、同国でコンビニエンスストア事業を展開すると発表した。合弁会社は5月に設立し、当面は10店舗程度の出店を計画している。

 

カザフスタン有数の財閥であるランカスターグループの関連会社「RTS有限責任事業会社」が51%を出資する合弁会社を設立し、ミニストップ事業を開始するもので、センコーは10%を出資し、物流や商品調達の一部を担う。ミニストップは39%を出資する。

 

具体的には、中国国境に近いホルゴスに建設中の物流拠点「シルクロードロジスティクスセンター」(延床面積6000平方メートル)を積替え・出荷拠点に、カザフスタン国内への物流網を整備し、ゆくゆくはかつての首都で同国南東部の主要都市アルマトイにも物流拠点を設ける。

 

同国内でキオスク170店舗をFC展開するRTS有限責任事業会社が、日本のコンビニ事業に関心を持ち、取引先で日系物流他社に先駆けてカザフスタンに進出していたセンコーに相談。日本国内で取引関係にあるイオン(ミニストップの親会社)に進出を打診し、今回の合弁事業の実現につながった。