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トワード、SaaS型物流統合システムを9月から提供

2014年6月27日 (金)

サービス・商品トワード(佐賀県吉野ヶ里町)と福岡CSK(福岡市博多区)は27日、共同開発したSaaS型物流統合システムを9月からサービス提供する、と発表した。

トワードの自社開発システム「Net-SAM」(ネットサム)を共同で全面的にリニューアルしたもので、トワードがサービス提供を、福岡CSKはシステム開発をそれぞれ担当する。

Net-SAMは、受発注管理・倉庫管理システムとしてトワードが物流を受託する際に利用してきたが、今回のリニューアルで受発注管理、倉庫管理の機能をそれぞれ強化、細分化したことで、汎用性を高めながらも多様な業務に柔軟に対応できるシステムへと進化した。

受発注管理は飲食・外食産業向けに特化し、食の安全を追求できるトレーサビリティ機能を標準搭載、受発注時に賞味期限情報やアレルゲン情報が閲覧できるようにした。

また、倉庫管理はクラウドの特徴を最大限に活かし、必要なデータ容量・データ処理を適正な価格で使用できるシステムとした。トワード独自のクラウド環境とすることで、ユーザーのBCPとシステムの初期投資軽減、投資コストの平準化を実現した。

既にシステムの第一号案件として9月に納品が決定しているほか、追加開発中のシステムとこのシステムを組み合わせることで、さらに高度なトレーサビリティ管理が可能になるという。

■Net-SAMのシステムの詳細
http://www.towardls.co.jp/service/information/netsam.html