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燃料不足で輸配送停止広がる、全ト協「政府に対策要請した」

2011年3月14日 (月)

話題東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響により、東北地方や首都圏などで、物流会社が車両を運行するための燃料が不足しはじめ、配送を停止する動きが広がってきた。被災地に救援物資を運ぶ輸送車両も途上での給油ができず、物資輸送への支障が出てきた。

 

日本通運が燃料の備蓄分や需給状況の確認を急いでいるほか、全日本トラック協会にも、会員物流会社から「燃料が回らなくなっている」といった問い合わせや対応を求める声が寄せられているという。

 

全ト協では、「全体的な供給量は足りていることを確認している」としながらも、道路事情や地域ごとの需給情報がうまくマッチングできておらず、燃料が行き渡っていない状況にあることを把握している。こうした事態を受けて、全ト協は政府に対して対策を要請している。