サービス・商品データ・テックは8日、日本通運がすべての事業用車両に同社製の最新型車載器「SRVデジタコN」を導入したと発表した。
この車載器は、デジタル式運行記録計としての機能に加え、バック信号や燃料消費量などの車両情報、ドライブレコーダー(走行方向映像・車内映像・音声)などの付加情報と、これらすべてを一元管理できる機能を搭載している。
カードレス対応で、スマートフォンと連携して運行データを記録でき、燃料消費計ユニット「Fuel Compass」によって自動で燃料消費量を計測する。音声録音にも対応し、カメラ2台の映像を運行データとともに管理し、運転指導に活用できる。また、Bluetoothや3G通信を単体のユニットで提供することにより、容易に次世代通信へと交換することができるようにした。
デジタコデータと走行記録は、自動的にサーバーへ保管され、日ごとの燃費を自動計測。スマートフォンからパソコンへデータ転送が完了すると、安全運転確認書が自動的に印刷される機能もある。
システム障害が発生しても「SDカード」からその日の運行データと映像を直接パソコンに取込めるほか、安全マップに危険エリアを登録することで、危険エリア進入時に運転者へ音声で通知。車両の危険な動きを詳細に検知し、事故につながりやすい注意すべき挙動のみを通知し、チェックすべき映像だけを簡単に閲覧できる。出庫から帰庫まで1分ごとに画像を取り込む。
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