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出光興産、インドネシア石炭生産会社の株式12%取得

2014年7月11日 (金)

荷主出光興産は10日、インドネシアの石炭生産会社でバラルムチグループの「ミトラバラ・アディペルダナ社」の株式12%を取得したと発表した。

同社は株式取得によってバラムルチグループとの関係強化を図り、アジア向け輸出が伸びているインドネシア炭のラインアップを充実させるとともに、供給基盤の安定化につなげる狙い。

バラムルチグループが運営するマリナウ鉱山は低硫黄、低灰分の亜瀝青炭を生産しており、2014年に250万トン、15年以降はさらに増産する見通し。日本やアジアで石炭火力発電所が多く新設される予定となっており、環境特性に優れてローコストな一般炭需要の増大が見込まれている。

出光興産はこれまでもバラムルチグループと取引関係にあり、12年11月には同グループのAGM鉱山保有会社の株式3%を取得している。