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物流連、「女性の活用」テーマに意見交換

2014年7月25日 (金)

ロジスティクス日本物流団体連合会(物流連)は25日、労働力問題小委員会を千代田区の都道府県会館会議室で23日に開催し、「女性の活用」をテーマに企業が抱える課題と、現状の取り組みなどについて意見交換を行ったと発表した。

事務系部門を中心に女性管理職の増員目標を設けている例や、育児休業後の復職セミナーを行って育児休業の取得・復職を円滑に進めようとしている例が報告された一方、現業部門では女性の活用や登用を試みる企業もあるものの「多くの企業ではまだ踏み込めていないのが現状」だとされた。

今後、問題意識と現状とのギャップを埋めていくために、女性のニーズを掴んで職場環境の整備と輸送ルート上でのインフラ整備に注力することとともに、まずは物流業界に限定せず、広くほかの業界から先進的な事例を集めて検討していくことにした。

次回開催は8月末に「高齢者の雇用」を課題として取り上げるほか、新たに得られる情報の提供や委員間の情報交換を進める。