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物流連、女性活躍の推進テーマに講演会

2016年12月8日 (木)
物流連、女性活躍の推進テーマに講演会
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行政・団体日本物流団体連合会(物流連)は8日、女性講師を招き、物流業界での「女性活躍推進」をテーマに講演会を6日に都内で開催したと発表した。

会員企業の経営層や次代を担う中堅管理職ら110人が参加。物流連主催の講演会としては初となる、女性参加者が半数以上を占めた。物流連は、「女性活躍推進が、女性にとって関心が高いテーマであることがうかがえた」。

講演では、日本総合研究所の池美香氏(主任員)が女性の家庭と仕事両立を目指す観点から、海外各国と比較しつ日本社会全体での子育て支援の必要性に注目した問題点を整理したほか、日通総合研究所の大原みれい氏(Research&ContentsUnitコンサルタント)が「物流業界での女性活躍」にスポットを当てた考察を語った。

日本の女性の就業率、管理職割合などは、先進的な北欧諸国に及ばないだけでなくOECDの平均も下回っていること、特に子育てが女性の就業継続とキャリアパスの形成を妨げており、働き方や育児支援のあり方を社会全体で考えていく必要があること、物流企業では、公表企業の内約半数の企業で女性管理職、7割近くの企業で女性役員がいない状況であること――について説明した。