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全ト協トラック点検整備推進運動、9月を強化月間

2022年5月23日 (月)

(イメージ)

行政・団体全日本トラック協会(全ト協)は23日、2022年度のトラック輸送業界における点検整備推進運動を実施すると発表した。9月1日から30日までを全国統一の強化月間と位置づけるとともに、地方で独自に強化月間を設ける。

国内では、大型トラックをはじめとする重大事故につながりかねない車輪脱落事故が多発。車輪脱落事故や不具合などによる事故防止だけでなく、環境面においてもカーボンニュートラルをはじめとした脱炭素化への対応も求められている。

こうした状況下で、日常・定期点検などによる整備の実施が義務付けられているものの、その実施状況は必ずしも十分とは言えないのが実情。不正改造の防止とともに、点検整備の確実な実施を徹底していく必要がある。特に、近年急増している総重量8トン以上の大型トラックによる車輪脱落事故を防止するためにも、ホイールやナットの緩み点検の確実な実施が欠かせない。

全ト協は、22年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」を実施することで、不正改造の防止とともに確実な点検整備の実施を徹底する意識を再認識する契機とする。