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JX日鉱日石開発、米国で潤滑油製造能力を増強

2014年9月19日 (金)

荷主JX日鉱日石開発は18日、米国子会社の潤滑油製造能力を増強すると発表した。

2015年末をメドに、米国子会社「JXニッポンオイル&エナジーUSA社」の潤滑油製造能力を、現行の年間3万4000キロリットルから5万6000キロリットルに増強することを決めたもの。

米国は世界最大の潤滑油市場で、安定した経済成長と人口増加を背景に自動車の生産・販売台数が増加しており、今後、日韓の自動車メーカーを中心に高性能で省燃費型のエンジンオイル、駆動系潤滑油の需要が増加するとみられる。

同社は米国子会社を通じて同国で潤滑油の製造・販売事業を展開しているが、2006年に生産を開始したアラバマ工場の稼働がかなり高い状況となっており、今後も販売量の増加が見込まれることから、同工場の製造能力を増強することにした。

■アラバマ工場の概要
所在地:米国アラバマ州チルダーズバーグ市
生産開始:2006年10月1日
生産能力潤滑油:3万4000KL/年、グリース800トン/年
生産油種:自動車用潤滑油、工業用潤滑油、グリース