味の素冷凍食品、関東工場第一工場の建て替え完了

拠点・施設味の素冷凍食品は26日、関東工場第一工場（群馬県大泉町）の建て替え工事を完了したと発表した。投資額は50億円。

同工場の建て替えは、重点カテゴリーとしている業務用デザートの製造ラインを子会社「フレックデザート本社工場」（埼玉県比企郡）と同北関東工場（栃木県真岡市）から関東工場第一工場に移設統合したもの。

統合、製造プロセスの短縮化や包装効率の向上などで生産性を高め、スポンジ・クリームの製法を見直すことで品質強化を図り、2016年度に業務用デザート事業の売上高100億円を目指す。

当初の建て替え計画を前倒しして「将来の事業成長に備えて確保していた生産スペース」に家庭用「ギョーザ」の生産ラインを増設し、10月末より稼働させて安定供給体制を整え、売上拡大に対応する。