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SBSロジコム、新拠点計画が横浜市の支援制度第1号認定

2014年10月3日 (金)

ロジスティクスSBSロジコム、新拠点計画が横浜市の支援制度第1号認定SBSロジコムは3日、12月に着工する新物流拠点「横浜杉田物流センター」(仮称)を対象として、国に申請していた地域再生支援利子補給金制度の活用が認定されたと発表した。横浜港で同制度の認定を受けたのは初めての事例で、横浜市でも「港の集荷力向上や雇用機会の創出につながる」と期待している。

この制度は、国が認定した「国際コンテナ戦略港湾京浜港を活用した地域再生計画」に基づき、進出する物流事業者などを支援するため、事業者が借り入れた開発資金の利子補給を行うもの。

同社は2013年9月、市の公募型入札で磯子区杉田に1.7万平方メートルの土地を取得。国際物流を中心とする4万平方メートル規模の高機能な物流センターを建設するプロジェクトを計画していたことから、地域再生支援利子補給金制度の認定を国に申請。横浜港で第1号となる支給事業者に認められた。

この結果、プロジェクトの必要資金の一部として利用する日本政策投資銀行からの借入金に対し、年率0.7%の利子補給金が5年間支給されることとなる。

同社では「認定の重みを認識し、横浜港のさらなる発展に寄与する物流基盤の高度化や雇用の創出に取り組んでいく」としている。