ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ALパレットジャパン、航空貨物用小型コンテナを開発

2011年4月6日 (水)

メディカル世界最軽量の航空貨物用小型コンテナ(ボックス型パレット)アルミニウム製パレットメーカーのエイエルパレットジャパンは6日、国際規格に準拠した1200×1000サイズの超軽量航空貨物用小型コンテナ(ボックス型パレット)を開発し、日本市場での販売を開始したと発表した。国土交通省が2月中旬から3月上旬にかけて実施した「小型コンテナを活用した中部国際空港の国際物流機能拡充調査」の実証実験に採用された製品モデル。

 

新製品は、(1)ULD、機材への積載効率UP(2)航空輸送コストの削減(3)梱包材のコストダウン(4)輸送セキュリティーの向上(5)環境負荷の軽減――などの実現を目指したもので、今後、同社では、電子部品、電機、精密機器、半導体、医薬品、医療機器、アパレルメーカーといった荷主企業のほか、航空貨物フォワーダーや航空会社(キャリア)などの物流企業を対象に供給していく。

 

新製品は、日本国内の空港間、日本の空港と諸外国の空港を行き来する旅客機や貨物専用機の機材のダウンサイジング化、日本発着の貨物機直行便減少に伴う旅客機下部貨物スペース(ベリー)活用重視といった、将来的な「航空貨物輸送モデルの変化」を前提に開発したもので、LD3など従来の航空貨物コンテナの代替品・補完品として普及が期待される「次世代型航空貨物コンテナ」に位置付けている。

 

エイエルパレットジャパンでは、新製品を日本の提携販売代理店6社(セイノーエコトレーディング、アルミパレット販売、日建リース工業、アルミECOパレット沖縄、T&Bネットワーク、プラスアルファ)を通じて販売していく。日本市場での販売数量は初年度に約1万個を見込んでいる。

 

■詳細は下記URLからダウンロード可能。
http://www.alpallet.jp/download/index.html