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ルフトハンザとDHL、欧州からの支援物資を無償輸送

2011年4月7日 (木)

話題DHLは救援物資を最終目的地に輸送しているルフトハンザカーゴとDHLエクスプレスは6日(現地時間)、欧州委員会がハンガリー、スロバキア、スウェーデンから東日本大震災の被災地に送る支援物資30トンの無償輸送を共同で行ったと発表した。

 

DHLとルフトハンザカーゴの合弁会社であるエアロ・ロジックは4日にフランクフルト空港を出発し、6日朝東京に到着。現在はDHLが配週配達地である被災地に支援物資を直接配送している。

 

エアロ・ロジックの貨物機はハンガリー、スロバキア、スウェーデンの3か国から、缶詰食品、テント、毛布、寝袋、衣料、手袋、ゴム靴といった支援物資30トンを輸送した。DHLでは「被災地域にで深刻に不足しているこれらの物資の提供は、日本政府からの要望に応えるもの」としている。

 

DHLエクスプレスのケン・アレンCEOとルフトハンザカーゴのカールウルリッヒガーナートCEOは「フライトスケジュールを調整し、関係者全員の協力を得ることで、津波による甚大な被害を受けた被災地に対して迅速に、直接支援を届ける機会を得たことを嬉しく思う」との声明を発表した。

 

成田国際空港へ貨物機が到着後、DHLジャパンが30トンの救援物資を荷受人である宮城県庁、日本ハビタット協会へ届けるため、仙台市へ向けて出発。この無償輸送は、DHLグローバル本部、日本法人の協力による支援となっている。