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DHL、各国からの支援物資を無償輸送

2011年4月25日 (月)

ロジスティクスDHLは25日、東日本大震災の被災地復興を支援する取り組みとして、日本政府を支援し海外からの被災者支援物資の受入れ、国内輸送を実施すると発表した。20日から1か月間、各国政府から日本政府が受け入れを決定した支援物資の成田国際空港エリアでの倉庫保管、仕分け、成田から被災地までの国内配送を無償で担う。

 

グループが管轄する成田国際空港エリアの自社倉庫で物資を一時保管し、日本政府に協力しながら岩手県、宮城県、福島県などの物資搬入場所宛てに仕分け、同社が持つ輸送トラックで配送する。

 

日本のDHL各社は東日本大震災以降、20トンに上る飲料水、食料品や乳児用品などを地方自治体経由で被災地へ提供したほか、欧州委員会からの救援物資約30トンを仙台市まで無償配送し、国内のNGO、学校が集めた救援物資の国内輸送手段を無償で提供するなど、積極的な支援輸送に関与してきた。