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イントラ、TPMアジアカンファレンスに参加、港湾の生産性講演

2014年10月14日 (火)

イベント海運会社向け電子取引ネットワークを提供するイントラ(米国ニュージャージー州)は、14日から16日にかけて中国のインターコンチネンタル深センで開催されるTPMアジアカンファレンスで、サプライチェーンの可視化や国際海上輸送に関する同社のサービスを展示するとともに、同社や利用企業の幹部社員がセッションに出演すると発表した。

TPMアジアカンファレンスは、荷主、運送業者、3PL、港湾、技術プロバイダーなどのコンテナ出荷、物流専門家向けに、アジア・ヨーロッパ間、太平洋横断、アジア域内のコンテナ市場が抱える問題を理解するために企画されたイベント。

今回のTPMイベントで、INTTRAは2つのセッションに参加し、海運、物流専門家が特に関心を寄せている問題について講演する。各分野のリーダーが参加するサプライチェーン可視性とデータ戦略に特化した専門パネルディスカッションや、港湾生産性への影響の大きい重要な問題を対象に、同社が提供する新たな業界データを活用して論じる。

同社のサンドラ・モラン氏(マーケティング最高責任者)は、ICF、Navis、コネクレーンズ、コンテナトランスポートインターナショナルコンサルタンシーの幹部役員とともに、「生産性がどのように港湾のメガシップ(巨大船舶)対応競争の焦点となっているか」をディスカッションする。

港湾では「荷主が出入りする貨物の信頼性向上の兆候を求める一方で、港湾の生産性で競争力を高める必要があるとの認識も高まっている」として、同社は新しい滞留時間データ発表し、貨物が配送可能になるまでにかかる時間を前年と比較しながら、グローバル港湾生産性に関する知見を説明する。この分析により「どの港がもっとも迅速に出入りするコンテナを取り扱うか」の手がかりとなる情報を得られる。