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三菱商事、豪州キャバルリッジ炭鉱を開山

2014年10月14日 (火)

荷主三菱商事は13日、子会社の三菱デベロップメント社(豪州ブリスベン)と資源メジャーのBHPビリトン社がそれぞれ50%の権益を保有するBMA原料炭事業(BMA)で、キャバルリッジ炭鉱を開山したと発表した。

同社は2011年11月にキャバルリッジ炭鉱の新規開発投資を決めた。キャバルリッジ炭鉱は、クイーンズランド州中央部のボーエン炭田北部の新規露天掘炭鉱で、高品位原料炭を年産550万トン生産する能力を持っている。

同炭鉱の埋蔵量は60年に及ぶ採掘が可能とみられ、さらなる拡張の余地も見込まれている。

同社はキャバルリッジ炭鉱を含め、現在保有する炭鉱の生産性の向上、数量の拡大を通じ、2020年頃に向け原料炭の持分生産量倍増を目指している。今後は三菱デベロップメント社の保有資産を拡大し、国内製鉄会社など世界の需要家に原料炭の安定供給を図る。