環境・CSR日本郵船は14日、同社本店で「グローバルCEM(環境管理責任者)会議2014」を開催したと発表した。世界6拠点のうち、オセアニアを除く東アジア、南アジア、欧州、北米、中南米の5拠点のCEMが参加した。
今月8日と9日の2日間にわたって開催した会議では、上級環境管理責任者を務める内藤忠顕副社長が各地の環境活動に謝意を示すとともに、会議の目的を説明。地域ごとのCEMが環境活動の成果や最新の環境規制を報告し、情報交換を行った。
今回の主題は「NYKグループの今後の環境方針」で、環境管理体制を6拠点から4拠点にスリム化することや2015年に予定されているISO14001の規格改定に向け、今後の対応策やスケジュールも話し合った。
同社は「2日間にわたった会議は情報共有にとどまらず、実のある意見交換に時間を長く割き、CEMたちはNYKグループの新たな環境活動の課題やその解決策世界的視野で議論した」と開催が成功裏に終わったことを伝えている。