内外トランス、中国向け全食品貨物の取扱い休止

ロジスティクス内外トランスラインは18日、中国向け食品関連貨物の取扱いを休止すると発表した。

中国政府が今月8日付で発表した輸入規制による現状を考慮した措置で、同社は中国のすべての港向けで直行便、経由サービスを問わず、食品関連貨物の取扱いを休止する。食品関連貨物以外の貨物は、従来通り取り扱う。

中国では福島、群馬、栃木、茨木、宮城、山形、新潟、長野、山梨、埼玉、東京、千葉の12都県産食品全般の輸入を、中国全港で全面的に停止するとしている。

また、12都県産以外の食品関連貨物でも放射線検査の合格証明書、原産地証明書の提出を求めており、証明書の提出ができない場合は、輸入申告がを受け付けず、日本の荷主負担で積戻しの処置が行われる。