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中国向け化粧品の証明書、コピー代用可能に

2020年6月18日 (木)

メディカル中国当局に対する申請・登録業務を支援するワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパン(東京都港区)は17日、中国国家薬品監督管理局が16日に出した「感染流行期間の輸入化粧品に関する証明書類の提出方法の調整に関する通告」を翻訳し、日本企業に与える影響をまとめて発表した。

中国国家薬品監督管理局は、新型コロナウイルスの影響により申請業務が滞っているとして、通常であれば原本の提出が求められる輸入化粧品の申請資料をコピーで代用可能とし、原本の後日発送を認める。

ただし、先に提出するコピーと原本は同じものである必要があるため、今後日本から中国に対して郵便や国際宅配便などのサービスが停止しない限り、申請中や申請を検討中の企業にとって大きなメリットはないという。

同社は、「今後中国領事館の認証が必要な証明書類を、認証がないコピーで提出し、コロナ終息後に領事認証を受けて原本を提出するといったところまで運用が拡大されれば、滞っている日本企業の申請に利するものとなるだろう」としている。