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関空後背地からの輸出入、2割が関空以外を利用

2012年4月18日 (水)

ロジスティクス近畿運輸局は18日、「関空後背地における国際航空貨物動向調査」の結果を発表し、関西国際空港の後背地から輸出入される国際航空貨物のうち、輸出で18.8%、輸入で28.7%が関西空港以外の空港を利用していることが分かった。

 

関西に事業所を構える航空フォワーダーで構成する「関西国際航空貨物運送協会」(KIFA)の加盟事業所が、2011年に取り扱った国際航空貨物の動向を調べた。

 

調査対象とした世界41都市との航空貨物の輸出入で、昨年1年間に関空後背地から輸出入された国際航空貨物のうち、輸出はB747型(ジャンボ)貨物専用機530機分、輸入は950機分が、関空以外の空港を利用していたと推計した。

 

中国向けは11.6%、中国以外の東・東南アジアでは22.5%、北米向けが21.8%、欧州向けが23.9%――の輸出航空貨物で関空以外を利用。輸入で関空以外を利用した比率は、中国25.8%、中国以外の東・東南アジア19.4%、北米37.4%、欧州49.2%――となった。

 

■詳細は下記URLを参照。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/news/files/1334727170.pdf