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カトウ、ホイール・クレーン303台対象に再リコール

2014年11月11日 (火)

行政・団体国土交通省は11日、加藤製作所のホイール・クレーン「カトウKR-25H型ラフター」など1991年3月29日から12年11月23日までに製造された12型式303台を対象に、同社からリコールの届け出があったと発表した。

ホイール・クレーンのかじ取り装置で、タイロッドエンドのクランプボルト部の皿ばね座金に強度が不足しているものがあり、皿ばね座金が破損し、締め付け力が低下するものがあるため、タイロッドエンド部のねじ部にガタが生じ、そのままの状態で使用を続けると、タイロッドエンド部のネジ山が損傷。最悪の場合、タイロッドエンド部からタイロッドが抜けて操舵不能になるおそれがあるという。

この不具合を受け、同社は対象の全車両で、皿ばね座金を良品に交換する。7月31日付でリコールを届けたが、対策品の製造に不適切なものが合ったとして、改めてリコールを実施することにした。