
▲給油中の様子(出所:ボーイング)
ロジスティクス米ボーイングは現地時間の3日、グリーン・ディーゼルを航空燃料として使用した、世界初の試験飛行を2日に実施したと発表した。787型エコデモンストレーターを使用し、グリーン・ディーゼル15%、既存のジェット燃料85%を混合した燃料をで行った。
グリーンディーゼルは、植物油や使用済み食用油、廃棄用動物性油脂から生み出されるバイオ燃料で、欧米、アジアで8億ガロン(30億リットル)の製造能力があり、世界の航空市場で必要とされる航空燃料の最大1%を供給できるとされている。
卸売価格は、米国政府の奨励金込みで1 ガロン当たり3米ドルと、石油系航空燃料と比べても競争力のある価格となっている。