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愛知県

不正軽油製造で野立陸運の社長ら逮捕、地検に告発

2014年12月17日 (水)

国内愛知県は16日、県知事の承認を受けずに軽油と灯油を混和して不正軽油を製造したとして、名古屋市中川区の運送会社「野立陸運」と、同社の社長・外山毅容疑者ら2人を地方税法で定める製造承認義務違反の疑いなどで名古屋地検に告発した。

県によると、外山容疑者と同社アルバイトの清水澄雄容疑者は2013年5月23日頃から同年8月6日頃までの間、共謀して8回にわたって県知事の承認を受けずに野立陸運の石油製品貯蔵施設で軽油と灯油を混和し、200キロリットルの不正軽油を製造した。

また、派遣社員の岩井隆典容疑者は、外山容疑者らが製造した不正軽油の原材料となる灯油160キロリットルを野立陸運に提供。

県税務課は13年8月29日と14年11月27日の2回にわたって関係場所を捜索し、証拠物件を多数押収。県警は11月27日に容疑者3人を地方税法違反(製造承認義務違反・不正軽油原材料等供給罪)の疑いで逮捕した。