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郵船ロジ社長、「新設のグローバルBPM部本格稼働」

2015年1月5日 (月)

ロジスティクス郵船ロジスティクスの倉本博光社長が行った年頭あいさつの要旨は次の通り。

倉本社長の年頭あいさつ(要旨)

2015年は、日本、米国での物流市場の回復基調を追い風にして、各政策を推し進める。東南アジアでは一部の経済に減速感が見られるが、ASEAN経済共同体(AEC)発足が予定されるなど、当社にとっては更なる拡大が期待される。欧州は域内の経済が急速に回復してくるとはいえず、大きな進展は困難かもしれないが、ボトムは脱出した印象なので、損益の改善を引き続き図っていく。

前中期経営計画で始めた業務改革プロジェクトをより深化させ、業界トップクラスの業務効率とオペレーション品質の向上と継続を目的に、グローバルBPM部を昨年10月に新設した。全社の業務プロセスを可視化・標準化・平準化し、精度の高いオペレーションと物流情報を提供することで、他社との差別化を図り競争力を強化していくために、今年は本格稼動する。

併せて、既に取り組みを開始しているグローバル人事を推進し、適材適所の配置による業務効率化も図る。

15年も引き続き各事業部での物量拡大への取り組みを積極的に継続する。海上・航空事業では世界トップクラスのフォワーダーになるべく、中期経営計画で掲げた Ready-Madeプロダクツを強化し、グローバル顧客へのセールスを拡大していく。ロジスティクス事業では品質向上と同時に資産の効率的な活用を行い、収益性向上に取り組む。成長産業と新興市場への総合物流サービス(Tailor-Madeサービス)の展開も図る。