ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

現地ニーズへの対応向上、インドネシアで第一弾

日野自動車、中型トラックの部品をモジュール化

2015年1月19日 (月)

サービス・商品日野自動車は16日、インドネシアで中型トラックの新モデル発表会を行い、部品のモジュール化によって地域・市場ごとに最適な車両を短いリードタイムで提供していく、と発表した。モジュール化の市場適格車第一弾として、同国で新型車をリリースした。

同社が部品のモジュール化を採用したのは、商用車の積み荷や用途が多様で車型の設定が多くなる一方、1車型あたりの台数が少なく、部品も増える傾向にあったため。モジュール化の採用に際し、同社はコア部品と顧客の要望に応えてカスタマイズするための周辺部品に分け、コア部品は共通化して日本で集中生産する一方、周辺部品は現地調達を中心とし、市場ごとに適したモデルを顧客の近くで作り分けるようにした。

今後同社では「ほかの地域や市場でもニーズに的確な車両の導入を進めていきたい」としている。