セルフ式の東南アジア消費者調査システムを無料提供

話題ベトナム・インドネシア・タイを中心に東南アジアで市場調査サービスを提供するW&Sホールディングス（東京都品川区）は19日、東南アジアの消費者調査を顧客自身が自由に行うセルフ型ネットリサーチシステム「Direct Hai Survey」（ダイレクトハイサーベイ）の無料サービスの提供を開始した。

これまでの国内調査では、調査対象者の出現率と想定回収数を見きわめるために事前調査と本調査の2回が一般的となっていたが、海外調査の場合には事前に出現率を把握した上で本調査を1回行う方法が主流で、パネル提供会社が出現率を誤って算出したり、時間がかかったりすることなどが問題となっていた。

そこで、出現率調査を簡単に正確にできるよう、ダイレクトハイサーベイで5問100サンプルまで無料で提供するサービスを開始。出現率調査以外の目的で利用することもできる。

これにより、マーケティング担当者はコストを掛けずに素早く東南アジアの消費者動向を捉えることができるようになる。また、今春にはタイパネルを加え、今後も東南アジアを中心に対象国を拡大していく。

■HaiSurveyサイト
http://haisurvey.com/