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英ジュニパーリサーチ社がレポート

スマートシティ効果7億人に波及、交通混雑低減

2015年1月20日 (火)

調査・データ英国調査会社ジュニパーリサーチ社がこのほど刊行したレポートで、スマートシティの交通・駐車場管理プロジェクトによって世界のCO2排出量が2019年までに累積1億6400万トン削減されるとの見通しを示した。3500万台の車両から1年間に排出されるCO2量に相当する。

また、スマートシティの普及によって7億人のドライバーが影響を受け、交通混雑の低減につながると予測した。

レポートでは、センサーでネットワーク化、モニター化される都市の通信インフラ構築、交通信号の効果的な段階作動、ドライバーへのリアルタイムのガイダンス提供といった情報をまとめており、これらが交通混雑低減で大きな効果をもたらすと指摘。駐車スペースをデジタルでモニターしていくことで、駐車スペースに応じた動的な料金変更を可能にし、運転者は駐車場を探す時間を抑えることができるようになるという。