ロジスティクス日本自動車ターミナル(東京都千代田区)は27日、内閣府主催の「物資供給の仕組み検証訓練」に参加したと発表した。
この訓練は災害時の物資供給を円滑に実施するため、参加した機関・企業の行動を検証する目的で内閣府が実施したもので、東京23区内を震源とした地震を想定し、山梨県や神奈川県から発送した支援物資を京浜トラックターミナル(東京都大田区)経由で大田区の総合体育館に搬入した。
ターミナル内の訓練では、岡山県貨物運送がフォークリフトの荷降ろし作業に参加した。
同社が運営する4つのトラックターミナルは、国土交通省の民間輸送拠点施設や東京都の広域輸送基地に指定され、災害発生時には支援物資輸送の中継拠点としての役割を担うことになっている。