ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

15年3月期第3四半期決算

山九、単価改定進展し営業益31.2%増

2015年2月2日 (月)

財務・人事山九が30日に発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、売上高が3543億7700万円と10.8%の増収、営業利益も構内作業を含めた収益改善が成果を上げて31.2%増益の148億5400万円となった。

売上の52.6%を占める物流事業は、主要港を中心にコンテナ取扱量が増加し、これに伴う荷役・港頭倉庫の作業が増益となった。国際物流は海外の設備輸送案件が端境期となったために低調。3PL事業は国内で新規立ち上げに伴うコストが発生したものの、消費財取扱量の増加と単価改定によるコスト転嫁が進展、海外の自動車部品物流が回復したこともあって増益となった。

機構事業は、海外の一部で不採算工事の損失処理があったものの、全体では増収増益を確保した。

[山九]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第3四半期2014年3月期第3四半期増減
売上高354,377319,73410.8%
営業利益14,85411,32331.2%
経常利益15,14010,78040.4%
当期純利益8,6996,14241.6%