財務・人事山九が10月31日に発表した9月中間決算は、物流事業で増収増益を確保したものの、工事量の少ない時期に重なった機工事業の伸び悩みが影響し、全社の業績は減収減益となった。
売上の50.5%を占める物流事業は、港湾事業で中国航路のコンテナ取扱量が減少したものの、港頭倉庫の保管・荷役作業料が増加。3PL事業は国内で化成品輸送が伸びたほか、関東を中心に消費財輸送が増え、輸配送料の単価改善との相乗効果を発揮して増収増益となった。
通期は売上高5689億円(前期比0.6%減)、営業利益367億円(6.5%減)、最終利益241億円(12.3%減)と減収減益の見込み。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | |
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売上高 | 284,865 [-0.4%] | 141,079 [-0.4%] | 572,516 [7.6%] | 427,671 [8.5%] |
営業利益 | 19,189 [-2.2%] | 9,500 [-7.9%] | 39,247 [24.2%] | 29,632 [26.1%] |
最終利益 | 12,729 [-3.9%] | 6,362 [-6.7%] | 27,470 [41.5%] | 20,683 [30.9%] |
売上高営業利益率 | 6.7% | 6.7% | 6.9% | 6.9% |