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山九、機構事業の工事量減響き上期減収減益

2019年10月31日 (木)

財務・人事山九が10月31日に発表した9月中間決算は、物流事業で増収増益を確保したものの、工事量の少ない時期に重なった機工事業の伸び悩みが影響し、全社の業績は減収減益となった。

売上の50.5%を占める物流事業は、港湾事業で中国航路のコンテナ取扱量が減少したものの、港頭倉庫の保管・荷役作業料が増加。3PL事業は国内で化成品輸送が伸びたほか、関東を中心に消費財輸送が増え、輸配送料の単価改善との相乗効果を発揮して増収増益となった。

通期は売上高5689億円(前期比0.6%減)、営業利益367億円(6.5%減)、最終利益241億円(12.3%減)と減収減益の見込み。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/中間20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q
売上高284,865 [-0.4%]141,079 [-0.4%]572,516 [7.6%]427,671 [8.5%]
営業利益19,189 [-2.2%]9,500 [-7.9%]39,247 [24.2%]29,632 [26.1%]
最終利益12,729 [-3.9%]6,362 [-6.7%]27,470 [41.5%]20,683 [30.9%]
売上高営業利益率6.7%6.7%6.9%6.9%