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山九、物流で収益改善も営業益36.7%減、4-9月期

2013年10月31日 (木)

ロジスティクス[山九]2014年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期第2四半期2013年3月期第2四半期増減
売上高209,549202,3243.6%
営業利益6,3339,904-36.1%
経常利益6,2299,845-36.7%
当期純利益3,4494,963-30.5%
山九が10月31日に発表した4-9月期決算は、売上の54.6%を占める物流事業が7.2%の増収、6.6%の増益となったものの、機工事業の利益が47.3%減少した影響で、全体の営業利益も36.7%の減益となった。

物流事業は、国内で輸入を中心としたコンテナ取扱量が回復したことに伴い、倉庫関連作業などが増加、低稼働資産の集約と稼働率改善が進み、収益性が改善した。海外では設備輸送や電子部品、化成品の輸出入取扱量が増加したほか、国内外で自動車関連輸送作業が増加。新規連結の効果もあって増収となった。

構内では海外での新規作業の受注や円安の進行で増収となったものの、同社グループが進める顧客の合理化に対応したコスト削減施策が限定的なものとなり、収益性が悪化した。