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パナソニック、シンガポールで廃家電リサイクル展開

2015年2月19日 (木)

ロジスティクスパナソニック、シンガポールで廃家電リサイクル展開パナソニックは、シンガポールの7地区で南東コミュニティ・デベロップメント・カウンシル(南東CDC)、廃家電リサイクル業者のキメリア社と共同でハートランド廃家電リサイクルプログラムの第2期をスタートさせた。

同車は2013年7月から7カ月間にわたって南東CDCに含まれるマウントバッテンとマリンパレードの2地区で、近隣住民に家電のリサイクルシステムを提供するプログラムを試験的に実施。同国では法的な家電リサイクル制度がないため、簡易に廃家電を回収するプラットフォームを提供することで、住民から大きな反響があり、試験期間中に1812個、総重量10トン超の廃家電を回収した。

この試験的な取り組みを経て、2地区に加えて近隣5地区も対象とする同プログラムを第2期として実施。2月から10月までの9か月間、月1回の廃家電回収を行い、12トンの回収目標を掲げる。

第1期プログラムでは廃棄物の数量データ収集を主な目的としていたが、今回は廃家電リサイクルに対する住民の意識や賛否の調査を実施。学生などボランティアによる訪問や回収拠点でのアンケート調査も予定している。調査結果はシンガポールの今後の廃家電リサイクル制度の設計に反映されるという。