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回収拠点3倍増、回収対象サイズ5倍に拡大

京都市、ごみ半減へ小型家電リサイクルの回収強化

2015年4月30日 (木)

ロジスティクス京都市は4月30日、分別とリサイクルの促進を柱とした「新・京都市ごみ半減プラン」に基づき、小型家電リサイクルで回収できる家電の大きさを5倍に拡大するとともに、市内90の協力電器店で家電・電池類を購入時に回収して拠点数を3倍に増やす取り組みを開始する、と発表した。

さらに、京都市と「使用済小型家電のモデル回収の実施に関する協定」を締結している民間事業者が実施する、小型家電の宅配便を用いたモデル的な回収を無料化する実験を行う。

5月1日から、区役所・支所内のエコまちステーションまち美化事務所など市内46か所で回収中の小型家電の大きさを「15×25センチ」から「30×40×40センチ」以内へと5倍に拡大。

対象はテレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機の家電4品目で、パソコン、石油・灯油ストーブは対象外。新たに炊飯器、トースターなどが回収可能となる。

また、5月1日から市内電器店90店舗でも回収を開始。これにより、回収拠点数が46か所から140か所へと3倍に広がる。

さらに、小型家電リサイクル法に基づく国の認定を受けているリネットジャパンと連携し、ごみ減量と資源の有効利用を図るとともに利便性の高い新たな小型家電の回収・リサイクルルートを確保するため、昨年10月から実施している「インターネットでの申込みにより希望した日時に宅配便で小型家電を回収・リサイクルするモデル的な取り組み」を5月1日から2か月間限定で無料化実験する。