東北運輸局、物流系協同組合7団体に解散命令

行政・団体東北運輸局は23日、事業活動や会計報告などの報告が一切ないなど中小企業等協同組合法の規定に違反しているとして、仙北トラック協業組合（宮城県大衡村）など管内の運送・物流系組合7団体に対し、12日付で解散命令を出したと発表した。

解散命令を受けたのは、仙北トラック協業組合のほか、南部トランスポート事業協同組合（岩手県花巻市）、弘前トラック運送事業協同組合（青森県弘前市）、青森運輸事業協同組合（青森市）、青森県軽運送業協同組合（弘前市）、青森物流事業協同組合（青森市）、石巻トラック事業協同組合（宮城県石巻市）――の合わせて7社。

東北運輸局では、3年に1回の頻度でこうした違反協同組合への解散命令を出しており、今回の7社も規定された報告が3年間なかったことを受けて報告を促す通知を行った上で、何ら報告が行われなかったことから解散命令に至った。